2021年12月18日、北海道札幌市のホテルから転落死した神田沙也加(かんださやか)さん。
あまりにも突然の死に多くの方が驚かれたと思います。
事件性はないと警察からの発表がありましたが、事故か自殺だったのかはいまだ判明していません。
しかし、2021年12月23日に週刊文春が2通の「遺書」の中身を公開しました。
神田沙也加さんが宿泊していたホテルから発見されたとのことです。
ただ、その中身からは事故か自殺かは読み取ることができなかったようです。
一方で、警察はそれは「遺書」ではないとし、「書き置き」と表現しています。
そこで今回は、気になる遺書(書き置き)の中身について調査しました。
週刊文春から公開された遺書の内容全文もまとめています。
神田沙也加遺書内容①:喉の不調
遺書には、喉の不調への不安について書いてありました。
神田沙也加さんは喉の不調を抱えており、ちょうど「マイ・フェア・レディ」札幌公演に向かう前日に、喉に関する診断がでていたようです。
そこには、沙也加さんの様々な思いがつづられている。
沙也加さんは、札幌公演に向かう前日に不調だった喉に関する診断が出ていた。
「手術をして歌えなくなったらどうしよう」という不安な思いに加え、愛犬の死、恋人との恋の行方の悩みなど、苦悩が重なった。
そんな中でも、人々を笑顔にするために全力でミュージカルに打ち込んでいた。
書き置きには悩みだけでなく、周囲のさまざまな人への思いなどが、沙也加さんらしい言葉で書かれていたという。
引用:2021年12月22日スポニチ
さらに、2021年11月9日のInstagramの投稿で、「今日まで歌えることもなかった」と、喉の不調で苦しんでいたのかと匂わせるような投稿をされていました。
この投稿に対して、ファンからは悲しみのコメントが沢山寄せられています。普段は明るい投稿が多い中、これだけぽつんと心配な投稿です。
神田沙也加さんが亡くなられる前日に、病院から診断が出され、仕事が順調に進み始めたタイミングでの将来の不安と重なってしまったのかもしれません。
神田沙也加遺書内容②:愛犬の死
神田沙也加さんの愛犬の死について思い苦しんでいたことが綴ってあったと報道されています。
神田沙也加さんは3匹の愛犬を買っていましたが、そのうちの1匹が亡くなっていたことが今回の報道でわかりました。
神田沙也加遺書内容③:恋人との恋の行方の悩み
遺書には、彼氏だった前山剛久さんとの今後の悩みも書かれていました。
2022年1月5日に公開された、前山剛久さんとの口論の音声データの内容からも、相当悩んでいたのではないかと推測できます。
神田沙也加遺書内容④:恋人・前山剛久への手紙
さらに、遺書(書き置き)とは別に2通の封筒があり、1通は事務所宛て、もう1通は交際中の彼氏・前山剛久(まえやまたかひさ)さん宛てに神田沙也加さんが残していたと報道されています。
こちらは、交際中の彼氏・前山剛久さんへ向けた手紙です。
誰もいない部屋の机に置かれていたのは、2通の封筒だった。
1通は事務所宛て、もう1通は”ある男性”に宛てたもの。
数枚の便せんに綴られていたのは、こんな言葉だった。
《女性にあんまり強い言葉は使っちゃダメだよ。一緒に勝どきに住みたかった。2人で仲良く、子供を産んで育てたかったです。ただ心から愛してるよ》
そして、男性が別の女性に心変わりしてしまったショック、自分が理想の女性になれなかったお詫び、夢見た未来がもう叶わない現実への無念や悲しみ・・・・・。
その遺書が、彼女の最後の言葉になった。
引用:2021年12月23日 週刊文春
「一緒に勝どきに住みたかった」というのは、2人が同棲を考えていたマンションのことです。
文春から公開されている音声データの口論にもあるように、2人は勝どきのマンションに同棲することについて、口論になっていました。
神田沙也加さんと前山剛久さんの関係はあまりうまくいっていなかったようです。