2023年10月9日午後12時過ぎ、JR仙台駅に停車中の東北新幹線の車内で、乗客が持ち込んだ液体物が漏れ、それに触れた複数名が火傷を負う事件が発生しました。
JR仙台駅に停車中の東北新幹線はやぶさ52号の乗客から「車内で液体のようなものを触り、やけどをした子どもがいる」と消防に通報があったということです。
警察の調査で、その薬品を持ち込んでいたのは地質調査会社の社長だということがわかっています。
そこで今回は、新幹線内に薬品を持ち込んだ地質調査会社はどこなのか、薬品の中身(成分)は何だったのか、犯人は誰なのかについて調べました。
今回の事件の内容がばっちりわかるよ。
仙台駅の新幹線で薬品漏れした地質調査会社名はどこ?
現時点で、薬品漏れをした地質調査会社がどこなのかは不明です。
しかし報道によれば、薬品は青森県十和田市の倉庫から持ち出されたものということがわかっており、その近辺の会社ではないかといわれています。
薬品を運んでいた40代男性は、規模の小さい地質調査会社の社長だということです。この男性は「薬品は自分が管理する青森県十和田市の倉庫から持ってきた。硫酸と硝酸は鉱物を採取する際に使う」などと話し、薬品については「ペットボトルで持ってきた」と話しているということです。
引用元:TBS NEWS DIGより
地質調査とは?
見えない地価の地質・土質・地下水などの構造や状態を知るために行う調査のこと。建物を建てる際や、防災に役立てるための分析をする際に行われたりなど、人々が安全・安心に生活するために必要不可欠。
青森県十和田市の地質調査会社はいくつかあります。
現時点で確定や特定はされていませんが、「薬品の持ち運び方法は適切だったのか」、「会社として薬品をどのように管理していたのか」など今後は会社組織としての責任も問われるでしょう。
もしかするとそのタイミングで会社名も公表されるかもしれませんね。
薬品の中身は何?硫酸・硝酸何だった!?
持ち込んだ薬品の中身(成分)は濃い硫酸だったことが判明しています。
10月9日、仙台駅付近を走行中の東北新幹線の車内で薬品が漏れ、乗客ら11人がやけどなどをした事故で、警察は、鑑定の結果、薬品から「硫酸」と「硝酸」の成分が検出されたと発表しました。
引用元:TBS NEWS DIGより
硫酸と硝酸の濃度はわかっていないとのことですが、煙が出たほどなので、かなりの濃度だったのではないでしょうか。
新幹線動いたけどバッグから煙が出てて乗れない pic.twitter.com/pA4grZ1LLE
— ながいまる (@nagaimaru07) October 9, 2023
また、5歳の男の子を含む6人が怪我をして病院に運ばれたとのことです。
新幹線乗ってたら 酸撒かれて大事件になってる〜車両から煙出てた💨 pic.twitter.com/duxjUuIkqe
— ふ せ。 (@F_SYC48) October 9, 2023
全員命に別状はないものの、このうち5歳の男の子は右手首と右足首、尻に大やけどを負っており、尻の火傷に関しては皮下組織まで達する「3度」の重症であることも判明しています。
恐ろしい事件。。。
地質調査に詳しい関係者の話によると、「鉱物の成分を調べるため薄めた塩酸を持ち歩くことがあり、その際は瓶に入れて運ぶ。金が含まれているか調べる際は硫酸を使うことがある」とのことですが、今回運んでいた容器はペットボトル。
実際、ペットボトルは溶けてしまい、もはや原型はとどめておらずだったとのことです。
そもそも硫酸、硝酸のような液体を公共交通機関で運んでよいのか疑問もありますよね。
消防法では60%以下の硫酸は「危険物」から除外されており、JR東日本は硫酸の持ち込みについて、「密閉した容器に入れ、壊れる恐れがないようにすれば、500ml以内は可能」としている。
引用元:女性自身より
今回運んでいた硫酸自体は危険物ではなかったようですが、運び方にもは問題があった可能性が高そうですね。
警察は業務上過失致傷容疑などで調べているということです。
薬品漏れの犯人は誰?名前は?
東北新幹線に薬品を持ち込んでいたのは地質調査会社の社長だということがわかっています。
ですが、会社名は公開されておらず、社長の名前も特定されていません。
しかし、人物の情報については下記のことがわかっています。
- 地質調査会社の社長
- 薬品は青森県十和田市で管理している倉庫からっ持ち出した
- 服装はスーツ
- 年齢は40代くらい
- 男性
- 東京都在住
ただ、怪我人が出ており、会社責任が問われるであろうことから今後実名が明かされる可能性もありそうですね。
地質調査会社社長はなぜ薬品を持ち込んだ?
そもそも、なぜ地質調査会社の社長は新幹線の中に薬品(硫酸・硝酸)を持ち込んでいたのでしょうか。
警察の調査によると、「薬品は自分が管理する青森県十和田市の倉庫から持ってきた。硫酸と硝酸は鉱物を採取する際に使う」と社長は話していたとのことです。
地質調査の関係者によると、金が含まれているか調べる際は硫酸を使うことがあるそうです。
ただ、社長は新幹線で硫酸・硝酸を運ぶことに対して問題意識は持っていなかったようですね。
仙台駅に着いた新幹線の車内で鞄から煙と見かけて、記事を読んだら…
— 雁野ちゆ (@krn_chy) October 9, 2023
硫酸は危険だと思うのだが… pic.twitter.com/uZPJwVB8Gb
問題意識がなかったこと自体が問題なのではないかと、世間では批判の声が相次いでいました。
【世間の声】地質調査会社に批判殺到!?
薬品漏れが原因で急停止となった新幹線。
その薬品を運んでいたのがまさかの地質調査会社の社長ということあって、世間では批判の声が相次いでいます。
東北新幹線仙台駅での薬品漏れ事件。
— すぎっち🌈🖐♪ (@SUGISUGICCHI) October 9, 2023
どうやら地質調査で使う硫酸が漏れたとの話ですが、きちんとした梱包などがなされていなければ旅客営業規則違反ですね。
当事者本人、そして、地質調査を請け負った会社などは、相当大きな代償を払う事になる。
硫酸やけどは、皮膚に残りますしね。 pic.twitter.com/U9tphmsCXV
会社の責任問題も大きく問われそうですね。
この40代の会社員は、毎回硫酸の運搬をプラ容器でやらされてたのか?
— わさび。 (@wasabi15749807) October 10, 2023
地質調査会社での現地での試薬の扱いってこんなレベルなのか?
濃硫酸をドラフト外でプラスチックビーカーに入れたら、周りに怒鳴られて当たり前だよ。
なのにペットボトルみたいなプラ容器で普通のカバンに入れて運搬?は??
地質調査会社の信頼性も疑問になりますよね。
今回の会社だけでなく、他社がどのような管理をしているのかも気になります。
【悲報】新幹線で薬品漏れ 地質調査関係者「試薬の硫酸なので大丈夫です」
— 爆サイ.com【公式】ツイッター (@bakusai_com) October 10, 2023
薬品の入ったカバンは地質調査などを行う会社に勤務する男性のもので、移動する際薬品が漏れたという。
いや、大丈夫じゃないから怪我人出たんだろ。#東北新幹線 #仙台駅pic.twitter.com/CFCAUcUNrKhttps://t.co/uv9qf0m7FH https://t.co/Ddj7y2C27S
薬品漏れが起きた際、周りの乗客に「大丈夫です」と言っていたという地質調査会社の社長。
本当に地質調査会社の社長?と疑うような発言に世間からは驚きと怒りの声が寄せられていました。
まとめ
今回は、新幹線内に薬品を持ち込んだ地質調査会社はどこなのか、薬品の中身(成分)は何だったのか、犯人は誰なのかについて調べました。
どこの地質調査会社が薬品を持ち込んでいたのかは未だ不明です。
運んでいたのはこの地質調査会社の社長ということですが、名前などは特定されていません。
現在警察が調査中とのことですが、火傷をした乗客もいるとのことで、このような事が今後起こらないようにきちんとに調査してほしいですね。